紫外線殺菌/紫外線殺菌装置:
紫外線殺菌の歴史と現在
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紫外線の殺菌作用は20世紀初頭(1901年)には確認されており、
1936年に紫外線殺菌ランプをGE社が開発しました。
日本では1950年代に厚生省が理髪店で紫外線消毒器の設備を義務づけたのをきっかけに、一般に知れ渡りました。
ただ当時は殺菌線の出力が弱く、殺菌に照射時間が長く必要だったため、普及は限られていましたが、現在では
高出力・高性能な紫外線殺菌ランプが出現し、紫外線による殺菌は食品・医療他、様々な分野で利用されています。
また最近は、薬品等による薬害や環境汚染が問題となっていることや、微生物検査技術の進歩により厚労省が
紫外線殺菌の有効性を公認するジャンルを拡大させたこともあり、残留物や環境ダメージのない、クリーンな
紫外線殺菌が一般普及しています。
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