●ノージャームは、コンベア付きの紫外線殺菌装置です。
　 パック済み/パック寸前の段階でも紫外線殺菌できる
　 高性能で安価な、業務用 紫外線殺菌装置です。

● 紫外線殺菌は残留物や製品への影響がなく、
　 最も安全でクリーンな殺菌方法です。

　>『衛生・食品衛生の基本知識』


● 紫外線殺菌は、紫外線殺菌灯を数秒照射するだけで、
　 加熱や薬品処理のような時間と手間は不要です。

● ペットボトル、フィルム包装後の製品も殺菌できます。

● 製品サイズや形状などお客様のご要望にあわせながら、
　安価に製作いたしますので、お気軽にご相談ください。


■ ご使用のコンベアに設置できる紫外線殺菌ユニットのみを
　お客様のご要望に合わせて製作することも可能です。

　コンベア付き・コンベア無し(照射ユニットのみ）など、御社のご要望に合わせてカスタム製作いたします。

１． 紫外線とは -紫外線殺菌で使用する、紫外線の種類−

２．紫外線殺菌の歴史と現在

３．紫外線殺菌の原理

紫外線による殺菌の原理は、水中でも空気中でも基本は変わりません。

対象を「ウイルスと細菌」に分けると、細菌は細胞を持ち、ウイルスは細胞を持ちません。
細菌は細胞分裂で増殖し、ウイルスは感染した相手の「情報」を自分の情報に書き換えます。
紫外線による殺菌は、それら対象菌のＤＮＡの持つ情報を分解することによって行われるため、
薬品のような残留物や、耐性菌の発生、菌の死骸による製品の変質などのリスクがありません。

紫外線殺菌に必要な紫外線の量（紫外線の量ｘ秒数の積）は、菌ごとに一覧表化されています。
そのため紫外線ランプからの紫外線量をもとに照射秒数を割り出して、合理的に紫外線殺菌は行えます。

＜参考：99.9％殺菌に必要な紫外線量（μｗ・sec/c�u)＞

単位となる「μｗ・sec/c�u」の計算方法は、
紫外線照射強度（μｗ/c�u）X紫外線照射秒数（SEC)です。

４．紫外線殺菌の長所と短所

長 所
1. 菌に耐抗性を作らない
2. 対象物にほとんど変化を与えない
3. 管理が容易で、自動運転に適する
4. 処理時間が短い
5. 薬品のように残留するものがない

短 所
1. 残留効果がない
2. 対象が表面に限られる
3. 光をさえぎるものがあると効果がない

５．紫外線殺菌の考え方

殺菌とは「菌を全滅させること」のように思い込みがちですが、実際の対策では
「菌を減らす方法」と「菌を増殖させない方法」の、２つの組み合わせと考えるほうが具体的です。


また「短期サイクルでの実施項目」と、「長期の間に、菌数が抑制されればよい項目」がありますが、
紫外線は「滅菌・抑制 / 長期・短期」いずれの対策にも利用できます。

６．紫外線殺菌の対象：「一般菌」・「大腸菌」・「特定菌」

紫外線殺菌の対象に「一般菌」があり、簡単に言うと「そこに居る菌」と定義されます。
従って一般菌の種類は場所によって異なります。


紫外線殺菌装置では、そのため「大腸菌を対象とした殺菌能力」と「一般菌を対象とした殺菌能力」の、2種類の
性能目安を掲げることが多く、概して大腸菌対象能力の2倍の紫外線照射量が一般菌対象能力になっていますが、
紫外線殺菌に必要な紫外線の量（紫外線量ｘ秒数）は菌ごとに一覧表化されていますので、特に殺菌したい菌の
殺菌に必要な紫外線量を紫外線ランプからの紫外線量に照射秒数を掛けて算出すれば合理的な殺菌ができます。