<最適なUV照射を行うために>
UV塗料・樹脂の硬化時間は紫外線量に比例します。
紫外線量(UV露光量、単位はmJ/cu)=UV照度(mW/cu)×照射時間(sec)
硬化に必要なUV露光量はUV塗料・樹脂ごとに決まっていますので、
UV照度が分かれば、上記の式から必要な照射時間が計算で得られます。

同じランプでも集光タイプの光源は、中央部のUV照度が拡散タイプより約2倍強いので、
小さな製品の処理には集光タイプが有利です。バッチ型には拡散タイプが適しています。
UV光源を選ぶ時、照度分布の特性を知る事が大切です。
UV照度不足による硬化不良を起こさないよう、最も照度の低い箇所(=コンベア装置の場合はワークの両端、
バッチタイプではワークの四隅)にあわせて照射時間を設定する必要があります。
照射時間が長く、熱の影響が問題になる場合は、コールドミラーを使用すると効果的な場合があります。
コールドミラーは赤外線や可視光線(による熱)を反射せず透過させるので、ワークへの熱負担は、
ほぼランプからの直射光に含まれるものだけになり、温度上昇を40〜50%軽減させます。

またコールドフィルターをワークとランプの間に入れると、さらに30%程度、温度上昇を防げます。
下のグラフは高圧1000W 光源で10mmの距離で、黒色塗装したステンレス片を照射した際の
温度上昇がアルミミラー、コールドミラー、コールドフィルターでどう変化するかを測定したものです。


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