光酸化水処理>光酸化/促進酸化法(AOP)による水処理


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 [光酸化水処理]


UV/AOPの有効適用範囲

図-1にUV/AOPの有効適用範囲と他の処理技術の特性を比較して示します。
UV/AOPは、幅広い領域で適用可能ですが、希薄な濃度領域での適用が最適です。





UV/AOPの適用における注意事項


UV/AOPの適用にあたっては上図-1のように、その長所を理解して適用します。
また検討段階においては以下の要件に十分注意してください。


[紫外線の透過特性]
UV/AOP(殺菌も含む)は、紫外線が水中を透過して酸化剤や目的の汚濁物(微生物のDNAも含む)に
吸収されなければ反応が起こりません。

したがって紫外線に対する透過特性は、反応槽の大きさやランプの配列とその間隔を決める重要なファクターになります。
殺菌が目的の場合は、僅かでもショートパスさせて生存菌を逃がすと、後段の配管等での繁殖によって再汚染されるため、
反応槽内壁面(ランプから最遠距離)照度を高く設定する必要があります。

それに対して有機汚濁物などの浄化では、効率とコストと処理時間の全てが重要視されるので、紫外線は可能な限り高い
吸収率で利用されなければならず、反応槽の大きさやランプの配列とその間隔は殺菌目的とは異なり、その都度適正な設計が
必要です。


[妨害物質の前処理]
SSなどの浮遊成分は紫外線の透過性を大きく阻害します。
その他、炭酸イオンなどは発生したヒドロキシラジカルを無効消費する妨害物質となるので、事前に除去する必要があります。
また、妨害物質でなくとも、高濃度汚濁物の処理は効率が悪いため、事前に適した技術で濃度を低下させることにより、全体の
浄化効率を高めることができます。


[異種技術との併用]
前述の前段処理はもちろん、後段に活性炭塔やイオン交換樹脂塔などを利用すると、併用効果によってさらに高度、かつ効率の
よい複合処理が可能になります。特に活性炭吸着との併用はその効果の高いことが知られています。





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