<参考:UVインキ硬化実験レポート>
UVインキ硬化実験 (高圧水銀ランプ:1kW、メタルハライドランプ1.5kWによる比較)
○…硬化 X…硬化せず |
インキ品番
(色) |
No,75
(グリーン) |
No,6207
(高濃度 白) |
No,6292
(黒) |
No,6214
(赤黄) |
No,6245
(濃紺) |
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[高圧1kW] |
照射1秒(光量167mj/cm2) |
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照射2秒(光量334mj/cm2) |
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[メタルハライド1.5kW] |
照射1秒(光量201mj/cm2) |
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照射2秒(光量402mj/cm2) |
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・使用インキ:十条ケミカル株式会社 レイキュアーインキPES/UIMシリーズ
・照射距離 :100mm (ランプ下端よりワーク表面まで)
・実験レポート
高圧装置には調光可能な電子電源を使用、出力50%(光量69.3mj/cm2)からテスト開始。
出力50%では全インキとも硬化せず、そこから調光(照度を調整)して確認していったところ100mj/cm2以上であれば
ランプ種類(高圧水銀、メタルハライド)に関わらず、インキ全種類とも硬化することが確認できました。
(一般的には、メタルハライド・ランプは、高圧より照度が高く、またランプから出る各波長域の幅が高圧より広いため、
インキの各色ごとに異なる吸収波長に対応できることから、カラーインクの硬化には高圧よりも適しているとされます。)
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