紫外線殺菌の対象:「一般菌」と「大腸菌」

 
   
 

 紫外線殺菌/紫外線殺菌装置 : 紫外線殺菌の対象:「一般菌」と「大腸菌」


紫外線殺菌の対象:「一般菌」と「大腸菌」


紫外線殺菌の対象に「一般菌」と呼ばれるものがあり、簡単に定義すると「そこに居る菌」になります。
従って一般菌の種類は場所によって異なります。

また「大腸菌」は、本来、生物の体内に居るもので、それが体の外で発見されるのは、
衛生管理ができていないことの分かりやすい証拠とも なるため 指標菌として採用されています。

紫外線殺菌装置では、「大腸菌を対象とした際の殺菌能力」と「一般菌を対象とした際の殺菌能力」の
2種類の性能目安を掲げることが多く、一般細菌の代表として殺菌性能上のターゲットにすることが
多いのは「カビ胞子」の代表例となる「枯草菌芽胞(こそうきんがほう)」です。


紫外線の殺菌力は菌やウイルスがもたらす症状の重さと関係なく「菌・ウイルスの、物質としての構造
(外皮が厚いなど)」で決まり、むしろ病原性の強いものほど紫外線に弱いケースが多くみられます。

例としてインフルエンザウイルス・赤痢菌・チフス菌は大腸菌の殺菌時より少ない紫外線量で殺菌できます。

 

*<参考:99.9%殺菌に必要な紫外線量(μw・sec/cu)>

単位となる「μw・sec/cu」の計算方法は、
紫外線照射強度(μw/cu)X紫外線照射秒数(SEC)です。

<グラム菌>
変形菌
赤痢菌(志賀菌)
赤痢菌(駒込 BV )
チフス菌
大腸菌
レジオネラ菌(90%)
枯草菌
枯草菌(芽胞)
白色ブドウ球菌
黄色ブドウ球菌
<ビールス(ウィルス)>
タバコモザイクウイルス
インフルエンザウイルス
<カビ類>
黒色胞子(全食品)
緑色胞子(チーズ)
黄緑色胞子(乾物)
青緑色胞子(穀物)
白色胞子(乳製品)
灰色胞子(肉)
黒色胞子(果物・野菜)


3,780
4,260
4,320
  4,440
5,400
1,000
21,600
33,200
9,060
9,300

440,000
3,400

396,000
39,000
180,000
132,000
15,000
51,000
333,000


 

 

 

 

 

 

 

 










出典(社)照明学会誌:第36巻 第3号
論文:『殺菌灯による水の消毒』河端俊治、原田常雄
金子光子:講座・消毒(28)



UV照射装置・紫外線装置のマリオネットワーク:トップへ
     


 
 


 
紫外線殺菌装置ダイジェスト (UV+オゾン装置含む)

紫外線殺菌装置 UV殺菌 コンベア:紫外線照射装置
  紫外線殺菌装置/UV殺菌装置:紫外線照射装置
UV洗浄/UV改質装置:卓上型紫外線照射装置
コンベア式
UVレイヤー
ユニットタイプ
卓上ボックス型
ハンディ紫外線殺菌装置
  
紫外線オゾン殺菌ランプ装置
紫外線殺菌装置 流水用
ハンディタイプ
 室内殺菌
ライトタイプ
流水殺菌

 

紫外線照射装置 UV照射装置のマリオネットワーク 連絡先 :環境事業部門  お問合せ・連絡先:有限会社マリオネットワーク 環境事業部門

紫外線照射装置、UV照射装置のマリオネットワーク tel: 045-543-9437

メール catch@m-n-w.com

| マリオネットワーク ホーム     |  紫外線波長     |  紫外線照射装置      | 会社案内   

Copyright©2001-2024 Marionetwork All Rights Reserved.